いい家の条件「気密」

一世に一台の買い物と成る住宅を購入する際には、長年住み続けることを考えるなら年数のたった中古ではなく新しく建てた新築にしたいというのが一般的なニーズだと言えます。さらにその新築の中でも工務店がすでに設計されている物ではなく、一世に一台の買い物だからこそ自身のニーズを組み込んだ家にする注文住宅にしたいというのもあると言えます。ただ工務店があらかじめ設定している家を購入するにしても自身でニーズを組み込む三重県の注文住宅にするにしても、家を建てるときにはしっかりと守るべきいい家の条件を組み込んでおくことが大事です。そのいい家の条件は様々な分類されますが、特に最低限重視すべき条件の一つが気密性と言えます。気密とは外部の気圧の影響を受けないように内部の気圧を一定に保つように空気の通り道を作ることを意味します。なぜ機密性が大事なのか、それはいい家の最低条件の過ごしやすいという観点で室内にいるひとを守ってくれるからです。

一番わかりやすい形での恩恵としてはプライバシーの問題です。人が住むということはテレビなどの情報源や人の発する声など生活音が起こるものですが、音は空気の振動することによって起こるものなので振動の波長があまりに大きいと外に聞こえてしまいプライバシーが守られないことになります。そこで気密をしっかりと行うと空気の振動が外に漏れる前に分散することが出来るので、音が外に漏れずプライバシーが守られることになります。2つ目の恩恵としては室温の一定化です。近年温暖化によるヒートアイランド現象などによって室温が30度以上になったり、また冬においても氷点下まで落ちてしまうことが起きています。これらの温度というのは部屋の空気の流れが悪いことによって、室外の暑いもしくは冷たい空気が簡単に家に侵入してしまい急激な温度変化を起こしてしまいます。そこで機密性をしっかりすることで暑いときには放出し寒いときにはとどめるなどの恩恵を与えることで、家に住む人を守ってくれるのです。このように気密性を考えて設計するということは、長年その家に住むことを考えるなら最低限の居心地の良い家を作ることになります。

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