住宅ローンの良い点と悪い点!

住宅ローンというのは、人生において最も大きな買い物と言っても過言ではありません。一般的には、3000万円?4000万円を借り入れて、35年かけて返していく、その間の金利として、だいたい1500万円程度を支払う、という契約類型です。このような特殊な契約は、他に類を見ないものでしょう。
住宅ローンは、経済的にはかなりの負担になりますが、住宅を所有することができる喜びや、世間一般の持ち家思考、社会的立場(住宅ローンを組めば一人前と扱われる風潮)などから、現在でも、賃貸住宅で一生を過ごす方は少数派で、住宅ローンを組む方が多数派でしょう。
しかしながら、住宅ローンを一度組んでしまうと、原則としてその場所から引っ越しなどをすることができなくなりますし、引っ越しを必要とするような遠方地への転職も制限されます(どうしても転職が必要となれば、単身赴任をするがあります)。さらに、日本の不動産価格がこれから高騰することはほとんど考えられませんので、資産としての価値は重視できないでしょう。
このように、住宅ローンには良い点と悪い点がありますので、両方をしっかりと事前に認識した上で住宅ローンを組むかどうかの判断をしたいものです。

SNSでもご購読できます。